1 業務改革・IT改革 業務構想・IT構想の進め方

このコンテンツの説明

業務構想とは、診断・企画段階で出された業務改革テーマの一つ一つに対して、その具体的姿を描き、改革の重要ポイント、変更点、基本要件を明らかにし、あるべき姿を具体化する作業です。業務構想策定においては、ありたい姿の方向を明確にして、業務改革の重点ポイントを外さないで、基本要件を明確化することがポイントです。IT構想は、業務改革方針を受け、変更後のシステムおよびネットワークの改革の方向性を検討します。本書は、このことに留意し、業務構想・IT構想の進める上で考えるべき点をまとめてあります。

このコンテンツの使い方

業務構想・IT構想を進める際の考え方、プロセス、作成する資料等について、具体的に示しています。当該作業の計画および実行時の参考とします。業務構想・IT構想では、業務改革テーマ毎に(又は組合わせ毎に)その重点ポイントに基づき“ありたい姿”の基本要件を明確化します。ありたい姿を明確化したのち、現状とのギャップを明らかにし、そのギャップを“効率的に”埋めるためにはどうするべきかという観点から基本概念、改革すべき事項、業務処理、それらを実現させるための実行テーマ等を策定することが重要です。

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